介護士ぼのぼのくんのブログ

介護士として奮闘する毎日を綴っています

介護職員が暴力に傷付けられても知らん顔、利用者への暴力は虐待騒動に

こんばんは、介護士のぼのぼのくんです。



最近、有料老人ホームなどで、介護職員による虐待が大きく報道されました。



当施設の職員も胸を痛めておりました。



しかし、わたしは違和感を覚えてなりません。



”利用者からの暴力”については何故取り上げられないのでしょう??





これはとてもセンシティブな問題だとよく言われますが、



それって議論を避けているというか、目を背けていませんか?




しかし、それで困るのは現場で働いている人間です。



現場から声をあげていく必要があると訴えたいです。





わたしの職場は、特養なのですが、



何名かわたしのことをよく叩く方がいらっしゃいます。



認知症であることもあり、何故叩くのか聞いても理解してもらえません。



普段は気にもならないほどの痛みですが、



たまに、赤みが夜まで引かないくらい叩かれます。




お年寄りだしそんなに力もないんでしょ。




そんな勘違いをされている方がいないことを願います。



脚力は弱っても、腕力は普通にある方の方が多いですよ。



しかも、こちらは”虐待”などと言われますから応戦できません。




「相手が嫌がることをしたんでしょ?」と言う方がいますが、




だとしたら、どうなんですか?わたしが叩かれるほど悪いんですか?




認知症だから守られるんですか?利用者さんは神様なのですか?




だとしたら介護職員のことは誰が守ってくれるんですか??





施設が守るべきだとの声が上がりそうですが、




現に施設が守れていないから、苦しんでいる人がいるのです。





こういう声がもっと広がっていれば、



有料老人ホームでの虐待事件に対する見方も変わるのではないでしょうか?






虐待をしてはいけない。なんてことは職員が一番分かっています。






本当に本当に、利用者様ファーストの報道が大きすぎる気がしてなりません。




介護職を底辺職だと言わせているのは、メディアなのではないでしょうか??




現場の皆さん、声をあげましょう。数の力で訴えましょう。