叫び続ける理由とは?現場の声に迫る
認知症と一口にいっても状況は本当に人それぞれ。
当認知症対応フロアでも本当にさまざまな方がいます。
その中でもひときわ目立っているAさん。
年齢は自称60歳。資料によると90歳
目立っている理由は年齢ではありません。
その声の大きさ!
この方は車椅子を自分で動かすことはできます
でも立ち上がることはできません。
できないのかやらないのか、これは未だに疑問です。
そんなAさんの叫び一覧
「おねえさーん」(男性が通ってもおねえさん)
「座らせて~」(いや、座ってるやん、車椅子に)
「お便所いきたーい」(1分前に行ったけど)
「食べさせて~」(さっきまで自分で食べてたやん)
「大がしたいねや」(9割方が不発・・・)
※()内は心の声です。不快に思いましてもご容赦ください
とても甲高いよく通る声で叫ばれています。
この声のせいでノイローゼになり辞職した例もあるとか・・・
そしてこの方、職員が目に入らないと叫ばないのです。
ということで、この方の指定席は一番端っこのテーブルに。
壁側を向くようにして車椅子のブレーキをかけられています。
※ブレーキを自分で外す力はありますので拘束には該当しないとのこと
でもね、時間があるときには話しかけにいきます。
そしたら名前を覚えてくださいました。
「ちかちゃん」
・・・わたしはちかちゃんではありません。
叫び声を無視する口実ができました。
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